たつをの ChangeLog

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hirax平林さんのオススメ本を読んでみた!
(ref. この秋に読む!TOPエンジニアが刺激を受けた25冊/Tech総研
 <http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03500.jsp?p=lwi005>)

藤原正彦 / 数学者の言葉では / 新潮文庫

藤原正彦[2005-02-21-6]のエッセイ集。
前半の研究者の資質などの話が面白いです。
「成功術 時間の戦略」[2005-10-16-2]
「大学の話をしましょうか」[2005-11-03-2]
「ふむふむ」と思った人はそこだけでも読むべし!


学問を志す人の性格条件として四つ挙げられています。
(1)知的好奇心が強いこと。
(2)野心的であること。
(3)執拗であること。
(4)楽観的であること。

[...]知的好奇心の強さは、決して先天的なものではないことである。
先生や家庭での指導によって、いくらでも開発され高められるものである。
早期に開発されればそれに越したことはないが、大学生ほどの年齢になっ
ても、まだ手遅れではないと思われる。(p.18)

学者を志す人は、自己の殻と限界を破壊するような爆発力が是非必要であ
る。そのためのエネルギーがすなわち、野心なのである。(p.20)

真理への到達には、魂の持続的燃焼が必要不可欠であり、そのために執拗
さがぜひとも必要なのである。しかめ面でテーブルについたまま、食いつ
いた問題に没頭していたため、楽しいはずの晩餐を台無しにしてしまう、
というのはたいていの数学者の家庭で見られる風景であろう。(p.21)

結局はいつどんな妥協をするかの問題になるが、楽観的な人ほど
早期にかつ効果的に妥協をすることができる。(p.27)

強調は私による。省みると1以外はだめだな。4は最近徐々に。

それにしても先に挙げた性格のどれもが、どう見ても付き合い易い性格と
は思えないことに一驚せざるを得ない。この辺に、「付き合いにくい学者」
の一因があると言えよう。とは言え、学問の推進という見地からは、この
ような性格は全く見上げるべきものなのである。(p.32)

学問を究めるのは厳しい!
真理の探究か、楽しい生活か。

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